昭和の恋愛事情

アラカンうみが初めてお付き合いしたのは高校一年生のときでした。

生徒会副会長でもあり応援団長でもある3年生の万太郎さんに一目で恋をしてしまったのです。

あ、補足しておくと、うみは正統派ハンサム(死語?)には全く心がときめかず、目は細くキリッとした一重もしくは奥二重が好みで、好きになった人に目が二重のくりくりおめめの人はいません。

それで、もう、うみは好きになったら好きだと言う気持ちを伝えないと気が済まないタチのようで、万太郎さんにも早速好きですアピールするわけです。

そしたらなんとまあ、万太郎さんもうみが中学生のころから気にかけて