一挨一拶


禅宗では、問答によって相手の仏法修行の深さを
はかることを「一挨一拶」といいます。
挨拶とは本来
「そばに身をすり寄せて押し合うこと」
であり、「挨」も「拶」も「せまる」「おす」
という意味があるのだそうです。


互いに心を開いて接すること、さらには互いに
認め合うことが挨拶であり、
茶道では「一挨一拶」は、精進の基本
であるといわれています。


製造業を営むB社長は、社員間のトラブル
があとを絶たないことが大きな悩みでした。
そこで友人の経営者に勧められ、朝礼時に
挨拶練習を取り入れることにしたのです。