京都新選組の日常を描いた「新選組血風録」

梅雨と言えば読書!
実は(・・というほどでもないですが)
三度の飯より読書が好きです。
食べなくても読書をしていれば満足です。

哲学本は必需品、悩んだ時、辛いとき、
真実が何かのヒントを与えてくれます。

そんな私がずっと肌身離さないのが
「新選組血風録」
今は亡き司馬遼太郎さんの新選組への本当の想いが詰まった一冊だと思います。
血の気の多すぎる男たち。
組織に属しながらも、心の奥に若さゆえの自己実現の夢を秘め懸命に生きている。
新選組隊士としての日々が、
男の矜持、男の滑稽さ、男の脆さといった人間味に重ねられて、溌溂と、写実的に描かれています。