グレーツナー 新バッハコレギウム BWV1056 2001年録音

JSB の作品で顕著なのは休符だろう。 コントラバス、
チェロ、チェンバロの通奏低音で、思いっきりの良い休
符が差しはさまれている。 まるでPOPS,JAZZのようだ。

休符の効果は絶大で、リズムを刻んでいれば乗せてくる
、そして、休符で大きな飢えの感覚が広がっていく。

自分は、リズム感が全くない、でも、揶揄われるのは面
白いと感じるし、リズムをいじらない土人の踊りが大嫌
い。 フラメンコの伴奏でギターと謡いを聴いて大感激
したものリズムの揺れゆえだったろう。

1056 はラールゴが美しい、そしてチャンバロ左手が驚
きの休