「CD鑑賞」の日記一覧

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アーノンクール ヘボウ ドボルザーク 9番 1999年録音 TELDEC

まさかのアーノンクールで、ヘボウ。 都会的なヘボウサウンド、嫌みな癖は 感じない。 細やかな内声の掛け合い 、リズムを刻み豊かに響く低音、おし ゃれな管。 録音年次が新しく、数々の巨匠達がト ライした結果を吟味しての結論、悪か ろう筈はない。 ブルックナー耳を獲得して、聴き方が いいかげんになっているようには思う 。  ライナーノートが素晴らしい。 訳文 …

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グレーツナー 新バッハコレギウム BWV1056 2001年録音

JSB の作品で顕著なのは休符だろう。 コントラバス、 チェロ、チェンバロの通奏低音で、思いっきりの良い休 符が差しはさまれている。 まるでPOPS,JAZZのようだ。 休符の効果は絶大で、リズムを刻んでいれば乗せてくる 、そして、休符で大きな飢えの感覚が広がっていく。 自分は、リズム感が全くない、でも、揶揄われるのは面 白いと感じるし、リズムをいじらない土人の踊りが大嫌 …

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メンデルスゾーン VC パールマン ハイティンク ヘボウ 1983年録音 EMI

音数の少なさが気になる。 大先輩JSBにして、 こんなものではない。音響への飽くなき興味と 探求心は無かったのだろう。無骨ながらベート ーベンは、音遊びに興じていて立派だ。 アーンクールみたくハーモニーを取捨選択し てJSB風、ベートーベン風、ブラームス風とか でやらないとかったるい。 美音を際立たせる伴奏にハイティンクが腐心し ていてこれではねっ。 現時点での評価は …

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70歳を越えて、CD観賞で新たな経験があるとはっ、

大きな驚きってば、 OCL アンプが三極真空管アンプに完敗した 71A A級PP アンプが迫力で2A3 AB1級 アンプに完勝した WE300B、音研砂入り木製ホーンで聴けた バイトーンメジャーの音を聴けた、管球では立派。 TR A級 OCLの音はダメだった JBL、マッキンの音は締まっていた TRアンプでタンノイ、ダメだった、2A3でもダメ、プリを珠に …

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ポリーニ アバド BPO ヨハネスPC2番 DG 1997年録音 DDD

合奏だわっ、ピアノもシュタインウェイじゃないね。 こりゃぁ、しんどい。 シュケナージ ハイティンク ヘボウ ヨハネスPC 1番 1982年録音 DDD DECCA 言葉を忘れてしまう。 この音響をヨハネスは意図 したのだろうか? 当時の演奏者達では無理だった のじゃないかなぁ。 ハイティンクの芸風を評価できるようになって、聴 いてはいなかったCD盤だったのだろう。 黙っ…

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ヴァント NDR チャイコ 悲愴 1992年録音 RCA

お茶目さが足りないと感じてしまう。 絶対音楽として過不足はない。 でもね っ楽しんでいるのかが伝わってはこない。 これを聴いて、クルト。ザンデルリング の表現が合奏で、無理強いなんだと気が 付けた。 ハイティンク ヘボウ 1978年録音 ADD フィリップス 余裕こいている、小朝の話芸を思わせる、 脳内にイメージが次々と湧き上がる。 至芸と呼びたい。 内声の扱い、切…

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チェリ で アマデウス SY を聴いておかんならん、

700円の出費かなっ。 アーノンクールは面白かった、解析魔 チェリ では、どうなっているんだろう? 手持ち、ヨハネス、ベートーベン、展覧会の絵、 チャイコでどうなんだろう? 確認しようか。 思わぬ展開になってきた。 絶対音楽指向だった らしいチェリ、遊び心を持っていたのかはわから ない。 JSB がこっそりチェンバロの左手に休符 を忍ばせて、リズム遊びしていた悪戯こそ…

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バレンボエム イギリス室内 アマデウス K466

伝統的な演奏で。 鬱陶しい重奏、合奏が たんと繰り返えされる。 ”音”に飽くなき 探求心を持っていたとはとうてい思えない 。 JSB、ベートーベン、ヨハネス、チャイ コ との違いはここ。 神童かは知らんけど、音楽遊びしてはいな かっただろう。 能力を伸ばす人ってばジャンルによらず、 遊び心で頭が一杯になる。そうして悪戯 している内に、大きな発見だったりをして しまうの…

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パノハSQ ドボ アメリカ 1984年録音 DDD 

何でだろう? 聴いていて楽しくはない。 へたくそな前座の落語を聞いているような 気分だ。 切れ味鋭い演奏で、アルバンベルクもそう だが、アルバンベルクでなら、没頭して聴 いてしまうのにねっ。 何かが足りないんじゃねっ? 間合い、リズムの揺れ、知らんけどっ。 チャロがはっきりとはリズムを刻んでない のか。

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ケルテス VPO アマデウス K543 1962年録音

若いころから聴き親しんできたスタイルで。 混濁した合奏、挟まれる聴かせたい音楽。 木漏れ日のようなケルテスの切り取った ハーモニーが清々しい。 幼い音楽表現はアマデウスのもの。 無意味に重ねられる音響...

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アーノンクール へボウ アマデウス K385 1980年録音 DDD 

良く整理されており、だらだらした 合奏ではない。聴かせたい音響が明 確に意図されている。ベートーベン っぽく響く。 JSBのようには音に興 味がなく、深堀りしなかったチャラ いアマデウスの作品をいじくって音 楽遊びしたかのような演奏に仕立て るのってどうなんだろう? アマデウスはバカだったんじゃねっ ? 奥深さに気が付いたのは死ぬ直前、 手遅れだったとおもお。 …

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ドラティ デトロイト 春の祭典 1981年録音  DECCA

クリアな音響、荒々しいリズム、整理された サウンド。 合奏もっ。  この音響が 戦前に製造された45を使ったA 級PPアンプから、冗談だねっ。 清冽じゃないわ、荒々しく暴力的な音楽。 テープヒスが大きめ。 ADDなのか? これは良い、大御所のバレエ、得意にしてい たんだろう。

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クーベリック バイエルンRDF ブルックナー4番 1981年録音 CBSSONY

LPでは敬遠していたCBSSONY盤、マスター テープから起こしたCD盤はOK. 絶対音楽志向ではあるのだけど、徹底はし ないクーベリックって損していないかなぁ 。   バイエルンRDFで集めてはいる、でも、愛 聴盤はない。 アマデウスが多いのも邪魔。 45 A級 PP アンプで聴いている。  DS-36BRでは、考えられなかった。

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スイトナー SKベルリン ドボ 自然の中で、1979年録音

芸風が感じられる。 合奏で、ひた押ししてくる。 ケルテス、ショルティ以降ならもう少しクリアな 音響に整理して耳を楽しませてもらえただろう。 クルト。ザンデルリングの芸風に連なっている。 指揮者の芸風、楽団の気風が少しだけ理解でき、 聴き所の見当がつきかけている。 望むよりは 、有るものを味わっていくほうが精神衛生で有利 なんじゃないかなぁ。 ドラティ ヘボウ   …

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ハイティンクの至芸を高く評価するカキコに出会えた、

http://chuyounotoku.jugem.jp/?page=4&month=202304 再生装置がどうなのかは気にかかる。 30Hzまで、筋肉質な重低音が、軽々と、 深々と、響いているのであろうか? 録音の古いものでの評価が激下がりし ていて、過渡特性に優れたホーンスコ ーカーで聴いてはいないと思わさせら れる。 我が家では、録音の古さは決定的でも ない。 …

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魔弾の射手 3種を保有している、

カルロス。クライバー SKD クーベリック バイエルンRDF コリン。デイヴィス LSO どうだろうかと、集めてみた。 でっ、 カルロス。クライバー SKD だけあ れば、十分だった。 20歳頃にLPで買 っていた思い出の録音だ。 DGだった が音響はDECCAのそれだった。 音楽受容について考えを巡らせている。 端くれながら大卒なので、考えはする、 批判もっ。 …

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スティング、クラプトン、ビル・エヴァンス で

低音のリズムが聴こえなかったら、聴いては いられないだろう。 クラシックのCDで、コントラバスの刻むリズ ムがあやふやなのがある。 これって、評価 できないんじゃないのだろうか? 実際、聴いてはいられないので、縁のなかっ たCDといえる。 知らんがなっ、の他人。 アーノンクールで聴いていられるCDがあった のだから、慎重にならざるをえない。 小沢 ヨハネス がそ…

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プレヴィン ロイヤルフィル チャイコ5番 

眠くなる。 クルミ割では全く眠くはならない。 どうしてなんだろう? 考えさせてくれないか らなのか、リズムで刺激してくれてないからな のか? 小沢 記念 ヨハネス1番で、眠くなる。 ヴァント、ハイティンクを知ってしまい、音楽 受容の遣り方が増えた。 感動を受け取るのであればクルト。ザンデルリ ング、スイトナーで、なんだろう。 力押しタイプ  クルト。ザンデ…

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どんどん深まる音楽と演奏の知識、受容できる幅が広がり、

取り留めがなくなりつつある。 アマデスス を聴く気がおきないのは変わらない。 シューベルトならヴァントで聴きたいと本気 で思うなんておかしいねっ。 スイトナー SKベルリン Be 5番 1981年録音 力強い合奏で進んでいく。ヴァント、ハイティン クよりはクルト。ザンデルリングにちかいだろう 。 考えながらでは聴いていられない。 美しいハーモニーにはなりにくいが、…