苦を苦にしないとは

苦を苦にしないことが大切と
お釈迦さまは述べている

と師匠から教わった。

苦を苦にしないとはどういうことか。

たとえば不安。

日常のことでも、
病気や老化や死などのことでも、
不安がおきるとき、

不安はあってはならない
という思い込みのようなものを持っていると、
不安な思いが湧いてくると
それを取り除けようとすることになる。

みごと取り除けることが出来るなら
万々歳なのだが、
そうは問屋が卸さない。

それは脳の性質による。

好きなことがらに執着するというのは
日常でよく起きる事柄だ。