5ヶ月ぶりの歌舞伎座。「九月大歌舞伎(秀山祭)」は伝統芸能の凄さ満載!

4月に「新・陰陽師」を見て以来の歌舞伎座。この新しい歌舞伎座が開場してから10年のなるという。早いモノだ。私的には、2012年に大好きな18代目の中村屋の親方が亡くなり、「器」は新しくなったが・・・?という思いがあったが、中村屋子息の活躍、スーパー歌舞伎の継承、成田屋の襲名などを経て、4月の大歌舞伎では新しい世代の歌舞伎の未来は洋々たるものがあると思ったが・・・、現在はご存じの通りの状況となってしまった。

 そんな中で昨晩拝見した大歌舞伎は、いまだに伝統芸能としての歌舞伎には「自力」が残っている事を証明してくれた。4月の「新・陰陽師」もそうだった