連載:いま・・・、これからの日本を考え・守る。

”自己責任”と言う、便利な言葉。

 最近、何か起こると「自己責任」と言う言葉を聞くことが増えました。

 一見、個人を尊重しているように見えますが、グループや組織と言ったものの「逃げ!」の言葉のようです。

 「やった側」「やられた側」の責任を追及し、傍観者は安全な所で文句を言う・・・こんな事では「いじめ」も「差別」も一向に無くならないのでは・・・と思えて来
ます。

 そもそも、そのような行為を「許す環境」「思い立たせる環境」にこそ問題があると思うのです。

 最近報道される不祥事は「道徳」、日本社会の「道徳心」低さが生み出しているような気がします。

 戦後日本