今日の朝食 ★ 待宵月

汁物なら無理なく食べられるので、今朝は朝からキノコの小鍋立て。
舞茸、えのき茸、山毛欅しめじの3種。それに豚肉を少しと、卵など。

この「小鍋立て」という言葉は、池波正太郎さんがよく使っていたイメージがある。
小鍋立てを傍らに、一人静かに盃を運んでいる池波先生。
こんなにも独酌がお似合いになる方がいらっしゃるだろうか。
編集者をはじめ、いつも取り巻きたちに囲まれていらした方であればこそ、一人の自由と静寂を好まれたのかも知れない。

思い立ってエッセイ集を何冊か手に取り、「小鍋立て」に関する記述がないかパラパラ捲って探してみた。
すると、