リスクシナリオとしての相場の急落に要注意

例年通り「魚沼産コシヒカリ」の新米が届いた。お礼を兼ねて栽培農家に電話をした。しばらく話すうちに農家の今の苦悩が読み取れた。新潟を襲った今年の猛暑は過去に例がないほど酷く、例年8割以上が「一等米」と評価され続けていたが今年は多くが「二等米」「三等米」にランクダウン、こんなことは初めてだという。

理由は猛暑でコメの一部が白濁化したからだという。味には影響ないが見た目の面で厳しい評価となったという。当然価格もそれなりに下がることになり農家としても大打撃だという。最近の農家は700万円もするコンバインや他の大型機械の投資も必要で単独で営農するのはほぼ無理