近作エッセイ「医者通いばかりのこの1年」

昨年12月に文章教室に発表(作品のみ参加)した作品です。
原文も横書きです。


***「医者通いばかりのこの1年」 cz-0384 ***


 数年前から徐々に悪くなった脚だが、脊柱管狭窄症と診断されたのは3年前。市内の総合病院整形外科に通ったが「その後どうですか?」というだけで、ほとんど何もしない。

 ブロック注射もしてみたが、効果はなかった。「これ以上は手術しかないが、ここでは出来ない」と昨年暮れ近く、川越市の埼玉医大総合医療センターを紹介された。
 脚に力が入らず、両脚全体にしびれと痛みがある。屋外では杖が無いと歩行困難。