小説「将軍家康の女影武者」近衛龍春 著 

 家康は築山殿、朝日姫を正室としたが、他に約20人の側室を持ったと云われる。

 大河ドラマ「どうする家康」では、築山殿も良妻で仲睦まじかったように描かれていたが、彼女は今川義元と縁の近い人で傲慢で仲は必ずしも睦まじくなかったという説もある。家康はそれに懲りて身分・家柄の高い女性は相手にしなかったというよ。秀吉は身分卑しい百姓出身という劣等感にとらわれてるから、家康の正反対だけどね。

 淀殿が最悪だけど、「淀君」の「君」というのは売春婦のような女性への蔑称としてつけられてたらしい。江戸時代にはそういう意味で「淀君」と呼ぶのが奨励されてたらしいけ