連載:松島の月と『おくの細道』

松島の月と朝日を同時に味わう『おくの細道』の芭蕉。

周りにはたくさんの人間がいる。昔もたくさん人がいた。
人口の歴史を注目すると、鎌倉時代には750万人、江戸時代の前が1100万人、幕末時には1650万人、明治期から一気に増え始めて、終戦時は○○○○千万人に…。しかし2015年の1億2500万人をピークに、一気に減り始めている日本の人口。あと25年で3人に一人が75歳以上の高齢者、人口は1億人に減るという。半分は2人住まいとなりそうだ。
 昔から本を読む人はいたが、明治期を越えてやっと日本人誰もが字を読める様にるようになった。だから本も読めるし、新聞も読める。だが本を書く人は少ない。
落語も聞く人は