連載:農業

農薬は目の敵?

中村哲氏は貧困層に多いハンセン病や腸管感染症などの治療に始まり、難民キャンプや山岳地域での診療へと活動を広げた。

1本の抗生物質より貧困層に仕事を与えて、移動しないでも農業が営める、生活が出来る暮らしを確保する事を優先させた。生活環境を変えなければ生命の維持も難しいというところだろうか?

今無農薬栽培が注目されて農薬はかなり悪者となっている。しかし全ての農薬が悪いというのではないと私達は知らなければならない。

人間だっては病気を患えば薬を飲んで様子を伺う。病気に対応するのは薬以外に余りない。自然治癒力より病気の時は薬は有効である事は私達