母、おこつに。

火葬場に移動する前に、
母のお顔にご挨拶をした。

母のお顔に触れると、
ひんやり冷たい。
ドライアイスのせいだと
思うことにした。

泣くと思って、
ポケットティッシュを、
ふたつ持っていたが、
昨日にいっぱい流して、
涙も枯れていたのか、
静かに穏やかに、ご挨拶ができた。

ただ、父が、
反対やったなぁ。ありがとう。
と、母に声をかけた。

ちょっと、
うるうる(;_;)となりそうだったが、
セーフ。(笑)

本当にそうだ。
年の順番なら、父が先で、
母が、後になる。

火葬場に移動した。
火葬