連載:中立の立場で見るウクライナ紛争

ウクライナ紛争の転機となったバフムトの攻防<ウクライナ紛争2023.11.22

『2022年』
2022年占領地を拡大していたロシア軍は(1)ルハンシク州北部を制圧し(セベルドネツク)、ドネツク州リマンからハルキウ州イジュームを経てルートM-03を北上してハルキウ市郊外まで迫る。
(2)他には、ヘルソン州西部まで制圧して隣のミコライウまで進撃し持久戦になる。

ところが、ロシア軍は何故かもう一つの方面を攻撃し始める。 セベルドネツクの激戦を制したワグネルの部隊が、ドネツク州バフムトを攻撃し始める。
何故そうしたのかは、不明だがおそらくプリゴジン氏がワグネルの功績を上げるためにバフムト攻撃を意図しプーチン氏の同意のもとワグネ