至道は無難、唯だ揀択を嫌う

禅の三祖僧璨(そうさん)の「信心銘」に

「至道は無難、唯だ揀択(けんじゃく)を嫌う」

という言葉がある。

以前師匠にこの意味を聞いたことがある。

そのとき自分としては
言葉によって表すところには固定化があるので云々
と考えていたのだが、
そんな複雑なことではない。
「揀択」とはえり好みのことであるとのこと。

ーーよく読むと、
解説にそう書かれていた💦

起きてくることがら、
目の前の人に対して、
これは嫌だ、あれは許せない
と好き嫌いで判断をすること。

それをやめなさい。
そうすれば道に至りますよ