三日月形の櫛

「明けの鐘 ごんと鳴るころ 三日月形の 櫛が落ちてる 四畳半」

下ネタの都々逸だが、名作と言って良いのだろう。
此れを知ったのは国立演芸場で、演者は忘れたが落語のマクラだった。
古典落語の『妾馬』(八五郎出世)には、色々な都々逸が登場する。
柳亭市馬は、妾馬(めかうま・めかんま)の中で、此の都々逸を披露してくれた。

三日前の午前6時15分頃、素晴らしい三日月が東南の空に見えた。
記憶にある三日月の中で、最も細かったかもしれない。
明け六つは、日の出の35分ほど前らしいから、それよりは少し後のことだ。
余りの美しさに見とれて、写真を