グリーンブックという映画

「グリーンブック」という映画を深夜枠の映画劇場で見た。
一番考えさせられたのは、「アメリカという国は平等とか人権とか声高に叫ぶけれどわずか60数年前、1960年代にはこんな愚かな差別が実在していた。」という事実を知ったことだ。

1960年代と言えば、我が国では高度経済成長期でオリンピックも間近に開催されるころでいたるところで活気があふれていて、もはや戦後ではないと誰もが前を向いて生きていた時代だ。
そんなころアメリカ南部では、「ジム・クロウ法」がれっきとして存在し、南部の州では信じられないような差別が公然と行われていたのだ。

例えば