怪しい隣人

年末年始の新幹線の予約状況に関するニュースを見ていて、新幹線について思い出したことがある。私がまだ30歳代に入ったばかりで、勤務先で配属されたIT系の部署で、ITのインフラ周りを担当していた頃の話だ。
当時、地方の工場や支店・営業所などでのネットワーク障害で、突然の出張が入ることが珍しくなかった。
ある日、大阪支店でネットワークが接続できなくなり、現地の担当者に電話で状況を確認した。しかし、現地の担当者と言っても多少ITに詳しい営業マンのひとりに過ぎず、障害の一次切り分けすらできない。やむを得ず、急遽私が現地に赴くことになった。
今となっては記憶が