淡い顔の想い

 高校の同級生に誘われて輪島へ夏旅した時、元カノの姿をのぞき見。彼はサプライズと思ったのかも。

いいのです ぼくには分かるのです 君の気持が
君に出会えなかったら、ぼくは何をしていただろうか
そのころ尖っていたぼくの安らぎは彼女の膝枕だった
君の温かい手のぬくもりの中に 愛を見つけたよ
時空の川を渡り 見えてくる顔 初恋の彼女の淡い顔
金石の海辺を夏の夕日を浴びながら彼女の手を取って走るぼく
儚く終わる恋の行く先も考えず 思いを振り払うように
リンドウの悲しく咲き誇る紺碧に見とれ 恋の終わりを感じ
いつしか聞こえる三味の音が流れ 太