連載:ブログより転載

病室から

 病室にいると体が休まる、無限大なくらいに眠れるから不思議だ。普段はさほど忙しくもしていないし、睡眠も十分なくらいに取っているから、考えてみてもどうしてこれほど眠れるのか自分でもわからない。
 病室にいるときは、本読みや難しいパズル解きや川柳短歌などを詠んでみたいと思わないから、これもやっぱり不思議だ。時間がない時は、あれもやりたい、これもやりたいと気ばかり走って、そのうちの半分もできずにいる。そんな日々を送っているのに、こうして時間がありあまるときには、のほほんと寝過ごしている。

 時間とともに楽しんでいるのはもっぱら音楽。ICレコーダーに吹き