私が地域集会の月報誌へ掲載させていただいておりますコラム「俳句つれづれ」の「その三十四回」を提出しましたので、転載させていただきます。
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俳句つれづれ(その三十四) 中村一世
前回から始めました名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったとしきの作者について、解説しましょう。
第二回で取り上げる俳句は、次の句です。
一月の川一月の谷の中 飯田龍太
この句の「川」と「谷」は天地の限りない空間を浮かびあがらせています。「一月」のリフレインが川の流れのようなリズムを生んでいる。
この句を詠ん