さんが書いた連載俳句つれづれの日記一覧

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コラム「俳句つれづれ(その三十八)」

私が、地域の広報誌に連載させていただいております。コラム「俳句つれづれ」早2年2カ月となりました。本日原稿を送付しましたので、ここに転載させていただきます。 ーーーコラム「俳句つれづれ(その三十八)ーーーーー  名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったときの作者についての解説、第六回です。今回取り上げるのは次の句です。   鶏頭の十四五本もありぬべし   正岡子規  この句は明治三十三年九月九日…

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コラム「俳句つれづれ(その三十七)」i

地域集まりの「すみれクラブ」の機関紙にコラム「俳句つれづれその差三十七)」を提出しましのでここに転載させていただいています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   コラム「俳句つれづれ(その三十七)」  中村一世  名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったときの作者についての解説、第五回です。今回取り上げるのは次の句です。   花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ 杉田久女  「花衣」は花見に着て…

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コラム「俳句つれづれ(その三十六)」 

 私が、地域の集まりの会報に掲載させていただいております。コラム「俳句つれづれ」の今月分を提出しましたので、ここに転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーー コラム「俳句つれづれ(その三十六)」 中村一世 名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったときの作者についての解説、第四回です。今回取り上げるのは次の句です。   応々といへど敲(たた)くや雪の門(かど)  向井去来  …

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コラム「俳句つれづれ(その三十五)」

 私が、地域の老人クラブの会報で掲載させていただいています。俳句コラム「俳句つれづれ(その三十五)」を提出しましたので、ここに転載させていただきます。 ----------------- 俳句つれづれ(その三十五) 中村一世  名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったときの作者についての解説、第三回の句は次の句です。 古池や蛙(かわず)飛び込む水の音  松尾芭蕉 この句は、教科書にも載…

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コラム「俳句つれづれ(その三十四)」

私が地域集会の月報誌へ掲載させていただいておりますコラム「俳句つれづれ」の「その三十四回」を提出しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーー   俳句つれづれ(その三十四) 中村一世  前回から始めました名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったとしきの作者について、解説しましょう。  第二回で取り上げる俳句は、次の句です。     一月の川一月の谷の中   飯…

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コラム「俳句つれづれ(その三十三)」

 私が、地域の老人クラブの月報に掲載させていただいていますコラム「俳句つれづれ(その三十三)を、提出しましたので、ここに転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俳句つれづれ(その三十三) 中村一世  俳句の型についてのお話は前回で終わり、今回からは、名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったとしきの作者について、解説しましょう。第一回として取り上…

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コラム「俳句つれづれ (その三十)」

私が、地域の老人クラブの会報の文芸欄へ毎月連載させていただいておりますコラム「俳句つれづれ」の「その三十」を投稿しましたので、ここに転載させていただきます。 ーーーーーーーーー 俳句つれづれ(その三十) 中村一世  今回は、「俳句の型」の六回目です。今回ご紹介するのは、前回の「型③の応用型」です。型③の応用型は、【上五+中七の中で季語を入れ】+【下五:季語以外の名詞+かな】です。特徴は、上…

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俳句つれづれ(その二十八)

 私が、地区の老人クラブの会報の文芸欄に毎月掲載させていただいております俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ」の「その二十八」を投稿しましたので、転載させていただきます。    「俳句つれづれ(その二十八) 中村一世」  今回は、「俳句の型」の四回目です。今回ご紹介するのは、前回の「型②」の応用型です。型②は、【上五+中六+や】+【下五:季語】で、下五が季語でした。応用編では、【中六+や】…

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コラム「俳句つれづれ(その二十七)」 

私が地域の老人クラブ会報に掲載しております俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ」の二十七回を書き上げ、編集人に送りましたので、ここに転載させていただきます。 ---------------------------   俳句つれづれ(その二十七) 中村一世 今回は、「俳句の型」の三回目です。プレパト講師の夏井さんもよく「型」についておっしゃいますように、型を知れば、俳句が形になってきます。 …

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コラム 俳句つれづれ(その二十六)

私が地域の老人クラブの会報誌に掲載させていただいていますコラム「俳句つれづれ」ですが、本日(その二十六)を書き上げ、事務局へ送付いたしまた。ついては、ここに転載させていただきます。    俳句つれづれ(その二十六) 一世  今回は、前回から始めました「俳句の型」の二回目です。前回、日本人ならベースとなる詩情はもっていますので、俳句の型を知れば、作句は難しくないことをお伝えし、最初の型①【…

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コラム 俳句つれづれ(その二十五)

私が、地区の老人クラブの会報に掲載をさせていただいていますコラム「俳句つれづれ」の二十五を投稿しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーー     俳句つれづれ(その二十五) 一世  四季のある日本に住む我々は、どなたも自然と親しみ、自然への美意識や感慨を持っておられます。その美意識や感慨は、俳句作りの原点の「詩情」とも言えます。テレビのプレパトは俳句コーナーだけは…

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俳句つれづれ(その十八)

私が、地区の老人クラブの会報へ掲載させていただいている俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ(その十八)」を執筆しましたので、こちらへ転載させていただきます。 -----俳句つれづれ(その十八)-------------- 今回は、季語の働きについてお話します。季語には、読者へ「季節感を伝える」、「連想力を湧かす」、「安定感を増す」の力があります。これは、句の季語から読者の詩的連想力を湧き立たす役目…

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コラム「俳句つれづれ(九)」

 私が依頼を受けて、地区の老人クラブの機関紙の文芸欄に掲載しております、俳句初心者むけコラム「俳句つれづれ」も10月掲載分で九回になりました。本日書き上げて原稿を送付しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーー     『俳句つれづれ(その九)』  一世  俳句に「季語」の縛りができたことは(その一)で紹介しました。今回は、「季語」の種類を学びましょう。種類その①は、…

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コラム「俳句つれづれ(六)」

私の地区の老人会の月1回の会報に、俳句初心者向けコラムを書かせてもらっています。今回は六回目です。以下転載させていただきます。 ーーーコラム「俳句つれづれ(その六)」ーーー  今回から、俳句の作り方について、ご一緒に学んでいきましょう。俳句の字数は、「紫陽花やきのふの誠けふの嘘(子規)」のように、五・七・五の十七文字が原則です。最初の五文字を「上五(かみご)」次の七文字を「中七(なかひち)」、…

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俳句つれづれ(その三)

私の暮らす地区の老人クラブからの依頼で、毎月の会報に「初心者向けの俳句に関するコラム」を書かせていただいています。今回は、三回目の原稿を寄稿しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーー  俳句つれづれ(その三) 今回は、「俳句と川柳」の違いについて、お話しましょう。両方とも「五・七・五」の十七文字で表現し、共に「俳諧の連歌」の長句を起源としています。俳句は先頭の長句の…

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コラム「俳句つれづれ」その一、二

私の住むマンション群に老人クラブがあり、入会させていただいています。このクラブに月1回WORDを印刷した「会報」が発行されており、その中に「俳句・川柳・短歌」を掲載する文芸欄があり、私は俳句を掲載させていただいています。先月、編集長から「初心者向けの俳句に関するコラムを毎月十行ほどの執筆」を頼まれました。以下に、2月掲載済みと、3月掲載予定のコラムを転載させていただきます。 ◇俳句つれづれ(そ…