タオレテ、ノチ、ヤム(斃れて後已む)94歳の想いと暮らし(18)曾孫の写真

孫娘から、lineで、子の写真を送ってきた。

といっても、おなかの中の子である。
モノクロのよくわからないフォトだが、五月に生まれるという、私にとっては、はじめての曾孫である。

なんとなく人間らしくなってきたとも思える像を見ながら、無事に生まれてきてくれよ、と願うつもりで見ている。

私の長男が生まれ、一歳になったときに、郊外のニュータウンの住宅が抽選で手に入り、引っ越した。
私の祖父はまだ健在で、電車に乗ってしょっちゅう曾孫を見に来た。
サラリーマンだった私の留守に、酒とつまみを持って、杖をつきながら来て、(私の留守中だったから、