化けて出るぞ

横浜そごう美術館で開催中の
「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」
見て参りました。

水木しげるさんが描く妖怪たちは、水木さんの空想や創作から生まれた物ではなく、世界に伝わる妖怪伝説を現地の方に細かく取材し「正しい姿を後世に残すのが私の努め」という使命感から描き起こされた、ある種の記録図鑑なんですね。
霊感があったようで、水木氏曰く「本物と同じ姿を描いたときには心がスーと和み、本物と違う姿に描いた時は気持ちがザワつく。妖怪たちが間違いを教えてくれるからすぐにわかる」そうな。
有名な砂かけ婆や子泣き爺も、昔から地方に伝わる伝説の姿そのままで描かれて