連載:家族

亡き母は、かなり前から斑認知症だったと思う

私は離婚時60歳、当時実家で一人暮らしだった母は84歳、要介護1だったが、父がなくなった頃から離婚を許し、
実家に戻ることを所望していた。

いろいろ考えた末、品川から次女と実家に移り住んだ。
母は「60年家事をしてきたので、もうしたくない」
「ただで住めるのだから、やって」
専業主婦だった母は、食事作りも夕方から2時間かけたりで悠長だし、亡き父から生活費をもらい 買い物は60年チラシも見ず、値段を気にせず買っていた。

未亡人になってからは、妹(次女)の車で1週間に一度まとめて、あとは生協の宅配を利用してた。
外食も含めると一人で6万使ってた。

買い