連載:交換絵日記

山笑う吾笑う

3月になれば.70歳。最近まで、肉体と共に、人生も終わると思っていました。30年前、父母を相次いて送り、49日・満中陰、一回忌、三回忌等の法要はしても、それは生きている人間が考え出したこと、と捉えていました。
瞑想生活を続け、アリストテレス哲学を学ぶ内に、確かに、肉体・質料は分解しても、輪廻転生、形相因、目的因はあるであろうと思うようになりました。仏教の哲学も、空と同時に転生を説きます。
青春、朱夏、白秋、玄冬。転生すれば、また春が来る。生きている間も、何歳になろうとも人生の春は、訪れる。私は今、彼女と同棲中。毎日、手と手を繋いでニコニコ散歩。一日平均、