連載:紙上句会

紙上句会「雁ケ音2月句会」私の入選句

昨年末より参加しました紙上句会「雁ケ音俳句会」2月句会の結果が届きました。一人六句出句、34名参加、204句を互選で競いました。私は、句別得点で4位、個人別得点で5位、出句6句の全句に得点が入った3名の内の一人に入りました。私の句を掲載させていただきます。


4位 薄れゆく友の繋がり野焼の火
[評]歳を重ねると友との繋がりが希薄になりがち、「野焼」と重ね合わせた所が良い。

15位 本棚へ探す青春梅ふふむ
[評]本棚へ目をやると胸をときめかした青春の日々が蘇る。季語「梅ふふむ」が合っている。

入選 感情線乱れ初める春時雨
[評]感情線の乱れは、胸の高