第14回 【福よせ雛】 日本遺産の町 有松  


東海道五十三次の間の宿・有松(愛知) 江戸の日本橋から39番目の宿場・池鯉鮒(ちりゅう)宿と40番目の鳴海宿の間に茶屋集落として有松宿が造られました。

武田庄九郎が九州豊後の絞染の技法をこの地にもたらし、近郊の手織り木綿の技術と結びついて「有松絞」が発展しました。

東海道53次の宿駅、池鯉鮒宿(知立)と鳴海宿の間に「間の宿」として造られ今もしぼり問屋をはじめ、 往時を伝える江戸時代末期の土蔵造の町屋が10数軒残るそうです。

東海道の街道筋に面する主屋は木造 2 階建、切妻屋根、桟瓦葺、平入を基本としており、統一感のある町並みが当時の面影を今に伝え