アンコール・トム (Angkor Thom) は
アンコール・ワット寺院の北に位置する巨大な城郭都市の遺跡
特に中央に建つバイヨン (Bayon) 寺院が有名
バイヨン寺院にはジャヤバルマン7世がトンレサップ湖上で
チャンパと戦争をした時の場面などが壁画になっている
当時の生活や市場の様子、樹木などの精緻な彫刻もあり
細かくびっしりと彫られている
アンコールワットの壁画は宗教説話的な要素が強いが
バイヨン寺院には庶民的なものが多く残されている
その物語を思い描きながら辿る壁画は
見ていてホッとする親しみの表情であ
連載:ときときの出遭い