連載:古典芸能

3月国立演芸場寄席

隼町にあった国立演芸場は、昨年の10月を最後に建て替えの為に一旦閉場した。
今年の1月から、今までの定席(上席・中席)は「国立演芸場寄席」にリニューアルした。
紀尾井ホールを借りて5日間2回の公演になったが、此処は来年から改装工事が始まるらしい。
3月15日(金)、林家正雀がトリを勤める公演の4日目を見たので、感想を簡単にまとめた。

■古今亭松ぼっくり「初天神」前座
多くの前座が高座に上げる、お馴染みの古典落語を口演した。15分の持ち時間だと、通常は途中で噺を終わらせるが、アレンジを工夫して凧揚げまでやってくれた。テンポが良い語り口で、二ツ目に昇進する