温泉語物 No.2406 重い、デカい、パイン

 別府の明礬温泉では地熱を利用してパイナップル栽培が行われていた。すぐそばの土産品店でもそのパイナップルが売られていた。一つを手に取ってみる。

 「オー、重い、デカい、パインだなー」

 こんなふうに温泉旅行でその地方特有の土産品を見つけるのも旅の楽しみのひとつ。

 私は長らく単身赴任だったし、二人家族なので、お土産品を買って帰ることはほとんどなかった。それでも仲間たちのために購入したお土産がいくつかある。今まででいちばん傑作なのは北海道納沙布岬で買った「馬鹿ヤロー」。馬肉と鹿肉の大和煮の缶詰で、ネーミングが面白かったので購入した。味はそれなり。