わたしが運営している「あなたの想いを短歌にしてみませんか」という短歌のコミュニティで、今月(三月)のお題として「恋」を取り上げ、これに関する短歌を募集したところ、以下の八作品が投稿されました。
(A)恋や乞いなすやなさぬや駆け引きを誘いかけましょ素知らぬふりで
(B)社食にて愛妻弁当食(しょく)す君に「幸あれ」と祈る片恋の午後
(C)井戸端に恋のはじまり予感するこっそり大きな君の相槌
(D)埋火(うずみび)が人知れず炎抱くように吾(あ)のなかに燃ゆ君への片恋
(E)還暦でういういしくもある姿恋という字をあててみるなり
(F)聖女にはなれずもが