楽しきかな、語り部たちとの宴  IN ニューヨーク 


 外国の人たちと話をするのが、楽しくてたまらない時があった
なぜだろうと考えてみると、日本人との会話の違いが見えてくる。阿吽の呼吸とか、上下関係とかいらぬことを考えずに話ができる。はじめに言葉ありきで、ぼくは、そんなゲーム感覚で会話を楽しむのが好きなのだ。国籍、宗教、人種を問わず、人間として話し合う、しかも文学といった共通の舞台で、激論を飛ばすことの楽しさは、ぼくの魂を熱くする。文学をやっていて良かったと、一人喜ぶ瞬間がたまらない。

  

バーボンを飲みながら、女性教師たちの話が、段々と下ネタへと移っていった。そして私が一番印象に残っている