僕の親父は、和食の料理人でした。料理が好きで、家庭料理も親父が作るくらいです。
親父曰く｢お母さんは料理が上手い｣と言ってましたが、おふくろは殆ど料理を作る事はなかったです。
おふくろは結婚前は看護士で、親父は旅館で板前をしてました。
親父が独立して、料理屋を始めるとおふくろも店に立つ様になり｢結婚したら専業主婦でのんびり出来ると思ってたけど騙された｣とぼやいてました。
そんなおふくろですが、一年に数回料理を作る事がありました。その中で、唯一覚えている料理が｢フレンチトースト｣です。当時はとても珍しく、おふくろが作る以外食べたことは無かったし、その料理名