連載:相続トンネル

遺された家の行方

今月は遺された家二軒について、人生時間をだいぶ使った。
まず完成間近で他界した友人の終の棲家。佐渡まで偲び旅して見に行き、状態を確認してご遺族に連絡したが返事来ず。

「差し出がましい」ことだとは理解しているも、友人の家にかけた思いを知っているだけに、住むにしても売るにしても貸すにしても、次につなげて欲しいのだけれども。
地震で崩れた石垣どうする、伸びてきた竹をどうするとヤキモキしております。私の中では家に人格が宿っちゃいました。

そして、母の家は幸いなことにスムーズに第二の人生に移ることが決定。経年劣化が気になるまで、あと10年はお役に立てそうです。