連載:故郷に馳せる思い

老いるニュータウン

 人も、街路樹も、全てが老いるニュータウンには人影がありません。ニュータウン再生の特効薬・施策があっても実行できない。1例に、あり過ぎる箱ものの断捨離もならず、それにも金がかかるからだ。

あり過ぎる公園は、管理予算もなく草茫々となる。従って、何も再生策が見つかりません。
 
 今日、阪神淡路地震被災者住宅から驚くほどの小学生をみる。高齢被災者が退去策として、子育て支援世帯の受入れ転換による。しかし、学校統廃合論が解消されるほど手はありません。

白洲次郎・正子夫妻の石板(心月院墓地内)もあるニュータウンなのに・・人、金、信頼の原則を欠くことにある。