連載:妖怪警察事件簿

妖怪警察事件簿 6

6 初勤務終了

起された岡田はデスクに戻り、マニュアルを読んだ。
どうも妖怪と共に捜査する際にかなりエチケットマナーなどに注意が必要でその説明がマニュアルの大半を占めていた。

特捜部発足時にかなり人間と妖怪の間でやばいいざこざが起き、死者が出る騒ぎがあったらしい。

Y 事案特捜部の勤務はやや変則で岡田がやって来た日は片桐班は24時間勤務の日であった。

もう一つの班が12時間勤務で現在起きている未解決事案の聞き込みなどをしていたようで外に出ている。

片桐が今月のシフト表を岡田のデスクに置いた。

今日は朝の7時に勤務開けだ。
そして24時間後にま