草萌えの土に漂う春景色

缶ビール片手に
草萌えの公園を一周してきました。
芝生に寝ながら眺める景色もいいもんだぁ。

太陽の光を浴びて萌えて輝く青葉と若葉
葉ずえを渡る小鳥たちの歌声
さながら野外音楽祭のような光景
やさしい水墨画にも見える薄緑と緑の木々
光る池の水面で遊ぶカモたち
みんな喜んでいたよ

莫妄想の世界から解き放たれ、
ゆっくりと流れるように
時の刻が過ぎていく。
明日へ繋がる深い眼差しのために、
今しか観ることができない
景色の柔らかさを
心に刻んで置こう。

幸せを追求するためならば、
高遠な哲理など不要であり、
卑俗であること、陳腐であることを
いささかも恐