タオレテ、ノチ、ヤム(斃れて後已む)94歳の想いと暮らし(113)昭和の日

今日は、「昭和の日」
そうかあ。昭和天皇の誕生日だったなあ。天長節だ。
私の父は、昭和天皇と同い年だった。
言ってみれば、私の世代は、まさしく「昭和の子」だった。

昭和天皇の一生は、まさに波乱万丈だった。
それと同じく、庶民の「私の父」も、波乱万丈の時代に翻弄されての一生だった。
父が東京の大学に出てきていたときに、関東大震災が起きた。
太平洋戦争があった。
戦後の混乱があった。
その世代は、生きるのにタイヘンだった時代の中で、私の世代の子を育てた。
どうやって生き抜いたのか、子の私は、あまり思いやった記憶がない。申し訳なかったと、今にして思う。