連載:新コロナウイルス肺炎

コロナ禍の「がんの超過死亡率」の仮説

 卵巣がん、白血病、前立腺がん…「がん超過死亡率は上昇している」京大名誉教授らの医学論文がある。

タイトルは「日本におけるCOVID-19パンデミック時のmRNA-脂質ナノ粒子ワクチン3回接種後のがんの年齢調整死亡率の上昇」。4月にオンラインの医学ジャーナルで公開され、最初の10日間で閲覧数が10万を超えたもの。

 共著者の一人は、月刊「文藝春秋」の 4月号 と 5月号 にコロナワクチン後遺症についての記事を発表し、大きな話題となっている京都大学名誉教授の福島雅典氏。

「文藝春秋」6月号 では、すべてのがんの「超過死亡率」が上昇しているもの。