紅葉の京都帰省(2021/11/20~23)

化野(あだしの)念仏寺~西院の河原(賽の河原)

人人人の喧噪の嵐山に対し、静寂に満ちた奥嵯峨野
奥嵯峨野は古来より葬送の地で、遠い昔は京都の風葬地でした。
野ざらしになっていた亡骸を憐み、化野の地にお寺を建てたのが平安時代の僧侶・空海。
何百年という歳月を経て無縁仏と化し、散乱埋没していた約8000体の石仏や石塔が
賽の河原に模した「西院の河原」に並べられています。
歩いて周れる西院の河原内部は撮影禁止のため、河原の外から撮っています。

化野と記して「あだしの」
「あだし」とははかない、むなしいとの意味で
「化野」の「化」は、化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いを意図している。

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