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愛すれど心さびしく

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愛すれど心さびしく
The Heart is a Lonely Hunter
 US ワーナー WS1759 1968年

1968年アメリカ
監督ロバート・エリス・ミラー 音楽デイヴ・グルーシン

中学生の時にテレビで見たのが最初だった。
半世紀も昔のことなのに解説の淀川長治さんが
「この映画は一生あなたの心に残るでしょう」と言ったのを
憶えている。
その通り忘れられない映画の1本になった。
今ではDVDや配信で好きな時に見れるのだけど。

映画を観た後すぐにカーソン・マッカラーズの原作(の翻訳)も読んだ。
他の作品には食指が動かなかったが、アル・クーパーの1982年のアルバム
『Championship Wrestling』の中の曲「The Heart is a Lonely Hunter」で
マッカラーズを思い出し「結婚式のメンバー」や「悲しき酒場の唄」
短編集などを読み漁った。


聾唖で名前がシンガーという皮肉。
レコードに合わせシンガーがタクトを振る名シーン。
テーマ曲はシンガーの繊細な心の中を表しているかのようで深く印象に残る。

https://www.youtube.com/watch?v=kRTaduMffrY

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