オリジナル・サウンドトラック

少年は虹を渡る

今週のプロフィール写真

ハロルドとモード 少年は虹を渡る
Harold and Maude
 A&M GP216 1972年

1971年アメリカ
監督ハル・アシュビー 音楽キャット・スティーヴンス

全盛期に音楽業界を一度離れたが、1970年代には日本でも
キャット・スティーヴンスの曲はよくヒットしていた。
洋楽を聞き始めて初めて発売された彼のアルバムは『異邦人』だが
とっつきにくそうな新作よりヒット曲が入っているアルバムを、と
初めて買ったアルバムは3枚目の『ティーザー・アンド・ファイアキャット』だった。

綴込みライナーのプロフィールには好きな女優として
Patty D'arvanville(綴りが間違っている)と書かれているのだが
この人がわからなかった。

「誰だこれ?どんな女優だ?」といろいろ調べたがわからない。
まぁ調べると言ったって当時はインターネットもないし
資料なんてロードショー誌の付録の俳優名鑑くらいのものだ。
その後『ビッグ・ウェンズデー』でやっと知ることになるのだが
名前を知ってから何年も経っていた。
しかしこれ以前に彼女のことを歌った「白いバラ」(Lady D’Abanville)
という曲があったのにスペル間違えるかね。


アルバムにはサントラ盤とはどこにも書いてない。
収録されている12曲が全部映画で使われているわけではないし
映画の中で流れる曲が入ってなかったりする。
音楽を担当したしいろいろ入れて出しちゃえ、ってなもんだったんだろう。
キングお得意の「ゴールデン・プライズ」というサブ・タイトルも付いてるし
サントラではなくグレーテスト・ヒッツだな、これは。

https://www.youtube.com/watch?v=avfnCu_BwsA

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