🐟:オホーツク産の真鱈(まだら)は、以前は家内の叔父が沖釣りで釣って来たのを戴き
家内が台所で捌いてソレをお大事に戴いてました。
というのが最近までの話で、私の誕生事から即転居で住まわった網走港端の官舎寮にて
港に出入りする漁船から投げ与えられたような大量の雑魚の中に有ったホッケや鱈が
自然、私の家庭食の根幹に。だから中でも鱈とホッケのアブラギッシュが大好きに
なっていましたから、好きな魚の本流は鱈の方。寮の向かいがかまぼこ工場で、
日夜鱈が捌かれて美味しいチクワなどに加工されてましたからそれを子供たちは
オヤツに戴いてたりして結構幸せな子供時代を送ってましたし、寮とかまぼこ工場
の間の広い空間には春になると筵が大量に敷かれて、ソコにかまぼこ加工されて出さ
れた鱈などの廃棄物が干されてましたから凄いイイ香りが漂ってまたまたそれが私の
五臓六腑に滲み込んで鱈好きな体質になって行きました。
だから鱈の本当は刺身を戴き、握り寿司にまでしたいのだけれど、天然の鱈には
雑菌や寄生虫が多くて生では戴けないというコトで焼き魚煮魚が中心の魚体です。
オホーツクの鱈は寒流に揉まれて実に身厚で脂もタップリ乗って旨味最高な魚類
です。生の鱈だけでなく味醂干しも旨いです。亡母は良く創っては物干しに干してま
した。カレイやイカなども母の手で捌かれて丸で魚屋かってな状況でしたから、それ
を感じて実に楽しかった思い出ばかりです、網走時代の暮らしは。
たった生まれてから3歳までの事が最近事よりも鮮明に多く記憶している私です。
🐟.。◦゜彡彡彡
コメント