「征隼人時節大将軍として九州下向の旅人。そして、その香椎宮奉拝

ここ10日は、大伴旅人と香椎宮がテーマ、、

で、その一、「征隼人時節大将軍として九州下向の旅人。そして、その香椎宮奉拝、、、」

画/安田靫彦 〜 守屋ノ大連 〜

旅人を描いた作品を検索すると、万葉集中の、「験なき 物を思はずは 一坏の 濁れる酒を 飲むべくあるらし」他、十三首の旅人「酒を讃むる歌」が広く知られることから、泥酔しつつ、歌作の筆を持つ旅人など、酒飲み旅人図ばかり。

子の家持が「剣太刀 いよよ研ぐべし 古ゆ清く負ひて 来にしその名ぞ 」と、歌うように、その家は、軍事貴族、武人の家。旅人と九州の縁も、神亀五年(728)に、大宰帥に着任する10年前に、征隼人時節大将軍として下向したのが最初。

酒飲み旅人で片付けられては、なんとも、形なし、、、。代わって、物部守屋。

コメント