生雲丹に揉み海苔振って美味なりし
海胆割りてしづしづ入れる銀の匙 北城美佐 白南風や島の雲丹漁解禁日 林いづみ 生雲丹に揉み海苔振って美味なりし アロマ フレンチや雲丹を包める帆立貝 赤座典子 満身の棘の動きて海胆動く 角野良生 雲丹焼いて都の人をもてなせり 高木智 油谷産の瓶詰塩海胆殊に美味 アロマ 棘そよぐ紫海胆や皐月潮 仙田孝子 雲丹工場軒先に見る燕の巣 田中章子 …
海胆割りてしづしづ入れる銀の匙 北城美佐 白南風や島の雲丹漁解禁日 林いづみ 生雲丹に揉み海苔振って美味なりし アロマ フレンチや雲丹を包める帆立貝 赤座典子 満身の棘の動きて海胆動く 角野良生 雲丹焼いて都の人をもてなせり 高木智 油谷産の瓶詰塩海胆殊に美味 アロマ 棘そよぐ紫海胆や皐月潮 仙田孝子 雲丹工場軒先に見る燕の巣 田中章子 …
今年は暖冬かもしれない 冷え込む時はあるので パソコンの前に座る時 ずいぶん昔に買ったコートを 引っ張り出して着ている 確かに暖かい 昔はもこもこし過ぎると思い あまり着なかった 再放送の番組を見て 《納豆蕎麦》を作った 薄味の出汁で蕎麦を温め 長葱や納豆 焼き海苔 卵黄のトッピングで美味しく頂く 七味を振りかけ 醤油も少々掛…
空晴れてゆく昼過ぎの雪間草 大崎紀夫 黒々と雪間関東ローム層 稲畑廣太郎 白き野のゑくぼのやうな雪間かな 長山あや 波音に朝のちからや寒玉子 岡本眸 てのひらの今日の幸せ寒玉子 天野啓子 寒玉子ずしりと重し阿蘇の闇 野上杳 指先を弾き返して寒玉子 岩崎慶子 寒玉子お粥に混ぜて美味なりし アロマ 行列の先に特売寒玉子…
薄れ日に白を濃くして水仙花 礒貝尚孝 きほふ葉の香の立ちのぼり野水仙 池乗恵美子 裏庭に水仙咲いて美しく アロマ 水仙の花や独りが好きと言ふ 久保夢女 水仙の花の灯台鷹放つ 神蔵器 掛筒の水仙にほふ目覚かな 梅原悠紀子 水仙の香の馥郁と新世紀 三澤福泉 風に乗り雨に消ゆる香野水仙 稲畑汀子 僕んちの白い水仙咲きました わた…
昼食はお皿にざく切りキャベツとウィンナー 豚肉を載せ レンジでチン 味付けは塩、コショウ、ごま油です 美味しくいただきました 水仙の夕ベまばたく花の数 飯田龍太 水仙の夜は荒星のつぶて打ち 岡本眸 水仙の岬に夜明けを待つことも 稲畑汀子 水仙の束とくや花ふるへつゝ 渡邊水巴 白日 瞑想の香りとも水仙の花 アロマ 水仙の莟ばかりの庭もよし…
一茎の水仙高き書斎かな 大久保橙青 七島を指呼に爪木の水仙花 長谷川静逸 三鬼の墓水仙喇叭純黄なり 立岩利夫 下萌えや水仙ひとり立ちしざり 千代尼 九日や水仙活けてきぞのけふ 林原耒井 蜩 凪の日のひかりまつすぐ野水仙 星野麥丘人 水仙の香り豊かに冬日向 アロマ 夕雲の水仙を呼ぶひかりなり 藤田湘子てんてん 外套の裾水仙にふちどらる(…
よぢれゐて水仙の葉の美しく 上村占魚 鮎 凪の日のひかりまつすぐ野水仙 星野麥丘人 水仙の強く薫って冬の坂 アロマ 初凪や水仙ばかりつんつんと 鈴木真砂女 居待月 岬まで歩くつもりや水仙花 雨滴集 星野麥丘人 崖ゆする浪の荒れざま野水仙 上村占魚 小娘の機嫌の会釈水仙花 飯田龍太 小鳥来るほどに晴れたり水仙花 村山故郷 水仙切って茎よりトロリ垂る…