磨きたる窓に冬日をあふれさす 高橋和枝 俎板を干して冬日を裏返す 和田絢子 硝子窓冬日燦燦差し込んで アロマ 片付けの納戸の奥へ冬日かな 臼村喜久代 新しき畳に初の冬日差 井手浩堂 赤貝のむき身とろりと冬日さす 宮崎紗枝 暖き冬日あり甘き空気あり 高浜虚子 冬日差会話楽しむティールーム 三川美代子 水平線に…
【朝から何度か半袖 3分袖 長袖と着替えている 朝はうどん 昼は冷やし蕎麦 】 サーファーに絶好の波春深し 安斎久英 水底に影引く雑魚や春深し 佐俣まさを 故郷の木の香木の色春深む 大川暉美 春深し子の住む国の時刻見る 小池洋子 春深む睡眠深く心地よし アロマ 春深しメタセコイアは色に出て 森田尚宏 春深し…
太陽の色が溢るるプチトマト 米山喜久子 峰 トマト咲く想定外の黄色かな 坂上香菜 塩つけて食ふ海の日の青トマト 深澤鱶 湯上りや冷やしトマトに塩かけて 丑久保勲 赤いトマトジュース心臓に良い アロマ 一つ一つ日に照るトマト捥ぎにけり 大西まりゑ 楽しみは夫の植ゑたる茄子トマト 高倉恵美子 トマト缶開けて夕餉の冷スウプ 呉屋菜々 芽掻きして指に昔のトマ…