流れススキの荒野の宵に 落とし月ならどこへ行く 指に絡まる黒髪さえも 愛し想いと文に書き 眺め名月川面にひとつ 落とす心の闇の石 寝酒朝酒今宵も酒と 注いで注がれて沈む月 からりころんの女の鼻緒 濡れた夜露に月笑い 秋の月を待ってます・・・
幸運にも 7月26日は、上弦の月が見られました。 外出先で、自宅への帰り道、すでに夕方に近い時刻、少しばかりの時間を利用して、探してみたものの、期待は裏切られた。 しかし、すぐにはあきらめないで、移動中、幾度か空を見上げてはがっくりの連続だった。 今までの経験上、探すつもりで見上げると、たいていは見つからない。 しかし、何気なく、あるいは無意識にただ空に目をやると、月が眼前にあ…